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何かの歴史

「偽春菜」は殺された。黒衣鯖人は姿を消した。わめき散らす者がいた。嘆く者がいた。愛する物のために尽力する者がいた。

偽春菜公開停止騒動

2001年1月25日
  • 20時31分、黒衣鯖人に対し中西巧から、プラエセンス株式会社代表取締役水谷貞治・翼システム株式会社代表取締役尾上正志の連 名で「偽春菜」公開停止、サイトにおける「ペルソナウェア」「春菜」「 haruna 」などの名称の使用中止、1週間以内の返答などを求めるメール( Subject が「通告」であるため、「通告メール」と呼ばれる)が送付される。黒衣鯖人はこのメールをヘッダ含め偽春菜オフィシャルページ上にて公開(ミラー)。
  • 23時43分、2ch BBS Windows板「偽春菜について話そうよ!!\e」スレッドにて「プラ似非ンス」なる蔑称が生まれる。
  • 23時46分、情報倉庫作者(仮名)こと綾瀬漂の手により2ch BBS Windows 板に「プラスエセンス&翼システム vs 黒衣」と題するスレッドが立ち(「プラスエセンス」は誤り)、長い騒動がはじまる。
  • なお、「通告メール」の「上記期間内にご回答なき場合は、当社としても、断固たる措置を採用せざるを得ませんので、ご承知置き下さい」というくだりは以後ジョークのネタとして偽春菜ユーザに使用されることになる。
2001年1月26日
  • 偽春菜がヘッドラインセンスしていた各ニュースサイトにおいても「通告メール」送付の一報が伝えられる。BBS やメーリングリストはプラエセンス非難の大合唱。
  • 「通告メール」を揶揄して、各方面に「 haruna 」ディレクトリが作られ始める。
  • 2ch BBS 廃墟ロビー板のデフォルト投稿者名が「真春菜の名無しさん2001」になる。
  • 3時46分、2ch BBS ソフトウェア板で「反偽春奈討論スレッド」が立つ。
  • 6時59分、2ch BBS Windows 板で早くも「プラスエセンス&翼システム vs 黒衣 Part2」スレッドが立つ。
  • 中西巧は一夜にして有名人に。
  • 黒衣鯖人、「通告メール」における要求に段階的に応じ、Finite Laboratory にて「春菜」という言葉が「(使用禁止語)」に、「偽春菜」は「さくらともよばれるひと」に置換される。サイトは「haruna」ディレクトリから 「sakura」ディレクトリへ移動。ソフトの名称は「あれ以外の何かwith"偽春菜"」から「あれ以外の何かwith"任意"」となる。以後、偽春菜 と呼ばれたキャラクターは「任意」「任意たん」と呼ぶことが一般化していく。
  • 「あれ以外の何かwith"任意"」phase 40.01リリース( againsttest )。起動時に「あれ以外の何か with "  "」で空白部をユーザが任意の名称をつける仕組みになる。この日の時点では知る由もないが、この「あれ以外の何かwith"任意"」phase 40.01は黒衣鯖人が開発・公開した最後のソフトウェアとなった。
  • 元 personaware ユーザ ivil 、プラエセンスに質問状送付、中西巧より回答を得る(ここの735-742、763参照。)。
2001年1月27日
2001年1月28日
2001年1月29日
  • 「通告メール」を評価した文書「失敗例に学ぶ法律文書の書き方講座」が2ch BBS 「プラエセンス&翼システム vs 黒衣 Part 8.1」で話題になる。文中の「-280点」という言い回しが流行。
  • 「ペルソナウェア・ユーザML」にて活発に発言していたうがうが、「通告メール」の件についての議論専用 BBS を立ち上げるが、失敗。
2001年1月30日
2001年1月31日
  • 3時頃、黒衣鯖人、「先方の言い分を認めたわけではありません」としながらも、「無用な摩擦を避けるため自主的に」 Finite Laboratory でのファイル公開を停止。偽春菜、逝去。
  • Vector のダウンロードランキングから「あれ以外の何か」が消える。
2001年2月1日
2001年2月2日
2001年2月3日
2001年2月4日
2001年2月6日
2001年2月6日
2001年2月7日
2001年2月8日
  • 黒衣鯖人、「現時点で、メールを1通ずつ送った以外の意志の疎通は一切ありません。」とのコメントを発表。
  • 偽春菜を付録 CD-ROM に収録した『ネットランナー』2001年3月号発売。
2001年2月9日
  • 沢渡みかげ、自サーバに IRC 「#任意」チャンネル開設。ログが公開のチャンネルだった。
  • 沢渡みかげ、佐川豊秋のつてで、佐川らとともに3人で「通告メール」の法的妥当性などについて弁護士に相談。グレーゾーンの部分もあるが「任意」は法的に問題なしとの回答を得る。
  • Yunasoft SexyFont Plug-in、ペルソナウェアと同時起動できなくなる機能を実装。
  • Doichan!、SAKURA Script Player 開発表明
2001年2月13日
  • Extra Stage、AIR ネタスキン公開。
  • 公開質問状の素案決定。沢渡みかげ、質問状に連名として掲載する署名を募り始める。
  • 任意たん公開質問状のぺぇじが公開される。
2001年2月14日
  • pws-debate-ml、投稿が途絶える。以後投稿は発表の類のみ。
2001年2月15日
  • もどき板「湘栄工業株式会社って何?」スレッドに て、謎のスクリプトを備えたページの URI、http://www.praesens.co.jp/~nassie/が投稿される。「a」をひたすら表示し続けるというサーバー・クライアン ト両方に高負荷をかけるだけのスクリプトが企業のサイトの、しかも管理者のホームディレクトリに置かれていたことが物議をかもす。なお、しばらくして、 IP アドレスと接続ポート番号を表示するスクリプトに変更され、さらにディレクトリのアクセス権が変更、読み込み不可に。
  • 偽春菜を付録 CD-ROM に収録した『 DOS/V magazine 』3月1日号発売。
2001年2月16日
  • 0時、公開質問状署名第一次締め切り。署名数608。
  • 3時1分、「あれ以外の何か with“任意”」ユーザー有志、プラエセンスに対して公開質問状を E-mail にて送付。
2001年2月18日
2001年2月19日
  • 一五明の手により Finite Laboratory の「会議室」( BBS )に書かれ、のち自サイトに移り連載されていた「天空の城ハルナ」、完結。
2001年2月20日
  • 公開質問状への第二次署名、プラエセンスへ送付(署名317件)。
  • Finite Laboratory、リムネットのアカウントごと消滅。黒衣鯖人、WEB上から姿を消す。以後黒衣鯖人は消息不明。
  • 「おネーちゃん以外のリンク集with"NYANee!"」公開(猫任意リンク集)。
2001年2月21日
2001年2月22日
2001年2月23日
  • IRC#任意のメンバーによって主だったことが決められることに対し、2ch BBS「プラス似非ンス&翼 vs 黒衣 Phase 24.1」で叩きが行われる。
  • 公開質問状第三次署名送信。
  • IRC #任意のメンバーによって公開質問状の文面を書留で送る準備がすすめられるが、もどき板における任意たん.bd5(妖精現実)の説得により中断。以後IRC#任意において「暴走を反省し、掲示板に帰ろう」的ムード。
  • 19時57分、公開質問状送付についてのプレスリリースがプレスネットワークに送られる。
  • 20時3分、沢渡みかげ、もどき板「お察しください」スレッドを立て、何者かによって「あれ以外の何かwith"任意"」の後継バージョン「phase "inverse"」が制作されていることを示唆(「お察しください文書」)。安堵の空気が流れる。以後、「お察しください」というフレーズがジョークとして用いられることになる。
  • 日本テレビ系で映画『天空の城ラピュタ』放映。
  • Wilfred、IRC#任意に乱入。翌日まで法律談義を振って嵐のごとく去る。
2001年2月24日
2001年2月26日
2001年2月28日
  • 2ch BBS「プラス似非ンス&翼 vs 黒衣 Phase 26.1」にて、人物辞典が作られ始める。
  • vsスレッド専用人物辞典が設置される。
  • 2ch BBS「プラス似非ンス&翼 vs 黒衣 Phase 26.1」にて、「(・∀・)イイ!」書き込みの時間が自然的に決定される。
  • 23時5分、沢渡みかげ、もどき板「phase "inverse"」スレッドを 立て、新しい「あれ以外の何か」が公開される目処がたったことを発表。「とよぞう」こと佐川豊秋が開発者閑馬永空から公衆送信権の譲渡を受け、法的責任を 全て背負って配布、配布用サーバ運営を沢渡みかげが担当。公開にあたって万一裁判が行われた時の準備、サイト設立・運営などを目的として基金を設立し、基 金管理者として沢渡みかげ(佐野拓)が行うという体制で開発者の同意を得た結果。この発表の最後のくだり(「誰かの言葉」)、「あなた が何もせずとも事態が動く、ということが一体何を意味するかを考えて下さい。(中略)あなたはいてもいなくてもいい存在ですか。あなたは黒衣が開発を続け ていた、責任を被ってくれる人もいる、ああよかったよかった全て元通りだと満足してクソして寝ますか。」が大いに物議をかもす。
  • 上記を受けて募金開始(銀行口座)。
  • 上記体制に不透明な部分が多いことに「誰かの言葉」の毒が加わり、疑問の声が次々とあがる。
2001年3月1日
2001年3月2日
  • http://sakura.mikage.to/、公開サーバテスト開始。「破壊することは誰にでもできます。」という言葉つきの、黒衣鯖人の手によるものに酷似した絵が表示される仕組みだった。
2001年3月3日
2001年3月4日
2001年3月5日
  • 「さくら支援基金」公式サイト公開。FAQ によれば、「佐川豊秋氏は配布者として、メール、FAX、電話等の手段でプラエセンス社にコンタクトを試みましたが、その全てに応答がありませんでした」。
2001年3月6日
2001年3月7日
  • 「あれ以外の何か」用偽AI開発環境偽栞公開。
2001年3月8日
2001年3月9日
2001年3月10日
  • まゆらがヒットし始める。
2001年3月11日
2001年3月12日
  • sakura.mikage.toのバナー公開。
  • sakura.mikage.toにて、「大変都合のいいキャッシュサーバ募集要項」公開。
2001年3月13日
  • 公式の「MOON PHASE用ヘッドラインセンサ」、公開。
  • キャッシュサーバ「さくらてぃる」運用開始(キャッシュサーバ2台目)。
2001年3月14日
2001年3月15日
2001年3月16日
  • 「先行者」ブーム。
2001年3月18日
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